札幌宮の森美術館で作品が展示されており、先日トークショーがありいきました。
知る人ぞ知るモノクロフォトで有名な方ですが、ご本人がどんな方なのか興味があり・・・。
美術館に書かれている経歴を見ると最初は神父になる学校に通ってたとかいており、
とても穏やかでかつ優しい方でした。
写真は彼のHPの RECENT WORK
「HOKKAIDO2005-2009」から中心に
作品のエピソード、どのように撮っていくか シャッタースピードなど
気さくに語っていました。繊細かつ、やさしさがでていて とても、好感もてました。
出来上がった作品を見るとこれしかないと思えますが、それにいたるまでには
プロでも いろいろ試行錯誤されている様子(同じ箇所を何度も通うとか)がかいまみられ
なんだか、安心しました。
コンセプトをあらかじめ考えるのかという質問に 行ってから考えると回答してました。
土地勘のない場所で撮る場合はそうかもしれませんね。
だからこそ、出会った被写体に感謝し、こだわって撮って通っているのかも・・・。
日本人には感じない被写体も見つけられるだろうし。(干物の干している場所を撮っている
作品にはびっくり)
私もフィルムの無駄使いといってもいいくらい 試行錯誤してますが
ちょっとは無駄でなく 少しは必要なことかな と思えてきました。
ここ数年ずっと悩んでいますが、心のもやがほんのすこし晴れた気がしました。
最後にマイケルケンナが最近出した本はこれです。(私も購入済み)
マイケルケンナ、北海道を愛してくれてありがとう。
そして、これらももっと北海道の自然を 世界に紹介してください。
作品展は時間の都合上 見れず・・・後日行く予定。